フランスの雇用契約について[前編]

日仏の比較

今回はフランスの雇用形態についてです( ´ー`)ノ

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 フランス雇用の基本

かいつまみフランスの基本雇用を説明します。

 

《労働時間》

35時間 / 週  10時間まで/日 

 

《最低賃金(SMIC)》

10,15 € / 時給  1539.42 € /月(総支給額) [2020.1月~]

 

《有給休暇》

2.5日 / 一ヶ月  30日 / 一年

 

《超過勤務》

~8時間/25%時給アップ、9時間~50%時給アップの賃金

(一週間に13時間までの超勤可)

 

《定年退職》

62歳 (個々働き始めた年齢・職種・公務員などによって異なる)

 

上記、すべて基本です!

 

CDI無期限契約とCDD期限付き契約

フランスの雇用契約は何種類かありますが、大半はこの2つです。

CDI(セーデーイー) ’’Contrat de travail à Durée Indéterminée” 無期限契約

Le contrat de travail à durée indéterminée (CDI) constitue la forme normale et générale de la relation de travail. L’employeur doit donc avoir recours à ce type de contrat, sauf s’il peut justifier d’une situation autorisant le recours à un autre type de contrat, qu’il s’agisse notamment d’un contrat de travail à durée déterminée ou d’un contrat de travail temporaire.Le CDI peut être conclu pour un temps plein ou pour un temps partiel.

引用: Ministère du Travail (労働省)

無期限雇用契約(CDI)は、雇用関係の通常および一般的な形態を構成します。したがって、雇用主は、別のタイプの契約の使用を許可する状況を正当化できる場合を除き、このタイプの契約に頼らなければなりません。
CDIは、フルタイムまたはパートタイムで締結できます。

  日本でいう正社員な感じです。フルタイム・パートタイムどちらも可能。  

 

 CDD(セーデーデー) “Contrat de travail à Durée Déterminée” 期限付き契約

Le contrat de travail à durée indéterminée (CDI) étant la forme normale et générale de la relation de travail, la conclusion d’un contrat à durée déterminée (CDD) n’est possible que pour l’exécution d’une tâche précise et temporaire et seulement dans les cas énumérés par la loi.

引用: Ministère du Travail (労働省)

無期限雇用契約(CDI)は雇用関係の通常の一般的な形式であるに対し、期限付き契約(CDD)の締結は、法律で記されている場合の,一時的な仕事の実行に対してのみ可能です。

日本で契約社員みたいな感覚です。

期間は基本18ヶ月・2回まで更新が可能です。18ヶ月以上雇用したい場合はCDIで雇用しなければなりません。

上記労働省の記すように、基本会社はCDI(正社員)で雇わないといけないらしいですが、育児休暇や病欠・長期休暇の職員補充・期間限定のミッション達成の為の人員補充などのCDD理由が主です。

内容と事情

現在フランスで一般的にもCDIでの雇用はなかなか難しいとされてます。

その上ただでさえ失業率の高いフランス。私たち外国人はもっと難しいというのをよく耳にします。

雇用する側の会社は、仕事に誠実な労働者を求めます(どこの国でも同じだと思いますが。)フランスの会社は労働者の保険などの負担が大きいです。(日本は約16%に対しフランスは約33%支払い)

なので雇用者は労働者を試用期間中に(CDIは1~2ヶ月、CDDは2週間まで試用期間を設けることが可能)しっかり吟味します。また労働者もその間はひっしのぱっちで良い所アピールな働きをしないとです(笑)

 

逆にフランスの労働者はがっつり法律で守られています。そこはフランス労働者のよい所で、例えば超過勤務なども未払いがあると、会社に伝えその後しっかりと全額取得できます。病気の時も、病欠の証明書(Arret de travail、病名などは記載されない)医師が発行しちゃんと休めます。

 

ときに、例えば家やマンションを買う予定でローンを組みたい人や、ヨーロッパ内の外国人やと賃貸住宅の契約時にCDIで働いていないと契約してもらえないことも

 

というわけでCDICDD、契約期間があるかないかの違いで仕事内容は同じですし、給料も毎月の月給としては同じです。ただ、ボーナスな部分(日本のようにある所ない所様々で支給義務ではありません)はちょっと違ってくるかなです。(次回詳しく書きます)

 

また、こっちでは賃金の値上げ交渉するのが結構普通みたいで。会社側もそれありきの給料設定なのかな?で。同僚と給料の話をしていて「交渉しだいやで~」って言われてますが、私自身実際まだやったことないです(肝っ玉のなさ笑)

 

フランス雇用契約のお話でした。。。

次回の裏話につづく(笑)

 

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近所の美味しい出前ピザの様子(注:チーズ抜き)

 

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